収入・報酬について

インターネット広告を自分のサイトに掲載する場合、一番気になるのが、どれくらいの収入・報酬が得られるのか、ということです。アドセンスの場合は、クリック率、単価など、報酬に関する個々の情報を第三者に開示することを禁止していますので、詳細についての情報はインターネット上でも公開されていませんし、ここで掲載することも出来ません(開示した場合、サービスの利用停止や、最悪の場合、登録抹消や報酬が得られなくなる可能性があります)。そこで、ここではアドセンスを除いたアフィリエイトの公表されている数値を元に話を進めたいと思います。

 

 

《ユニット別のクリック率は平均して0.5%~2.0%》

具体的な報酬額は、コンテンツ、アクセス数、ページレイアウト、広告掲載サイズ・タイプ、ウェブポジションなど、多岐にわたる要因によって大きく左右されます。そういう中で、平均的なクリック率を算出するのは難しいですが、様々な指標等を参考にすると、クリック保証型のクリック率(CTR:広告ユニットのクリック数を広告の表示回数で割った値)は1ヵ月平均で0.5%から2.0%に集中しているようです。その中で一番集中していると考えられるのは1%程度です。

 

成果報酬型のアフィリエイトにおけるイメージ広告の平均クリック率は、インターネット上に公表されている様々な数値を平均すると1%未満のようなので、比較するとクリック保証型でテキスト広告の方がクリック率が高くなる傾向があります。

 

さらにクリック単価でいれば、アフィリエイトは通常1クリック1円またはゼロ円ですから、成果報酬という部分を抜きに考えれば、クリック保証型は破格のクリック単価ということになります。

 

 

《アクセス数が増えすぎるとクリック率は低下する》

報酬については、アクセス数(PV)が大きく増加したからといって、それに比例して多くなるわけでもありません。通常、アクセス数が少ないとクリック率は低く、一定のアクセス数が確保できた段階で、クリック率はピークをつけます。その実数については明らかになっていませんが、1日当たりのアクセス数が1000~2000くらいではないかと思います。それ以上の数値の場合は、緩やかにクリック率は減少していき、ポータルサイト系になると、1%を割るようです。ただ、少なくともサイトの広告クリック率が2.0%以上の場合は、かなり洗練された、優れたテーマ・内容を掲載しているサイトといえるでしょう。

 

 

《アフィリエイトで月額1万円以上の収入を得ているのは1割》

アフィリエイトを活用している人で、月平均で1万円以上の収入を得ているのは、1割程度だといわれています。ということは、残りの9割の人は、それ以下の収入しか得られないということです。NS総研のアフィリエイトアンケート結果でも同様の結果が出ていますし、本サイト内にある平均月額報酬ランキングでも、近い結果が表れています。多くの雑誌やウェブサイトでは「10万円以上の収入も夢ではない」など、いろいろと甘い言葉が氾濫していますが、実際にはそんなことはありません。ウェブサイト上で、かなりの金額を得ているサイトはごく一部のことなのです。一定の収入を得ようとするのであれば、相当の労力を割いて、サイトと広告の研究・管理をする必要があります。

 

※グーグルアドセンスでは報酬等に関するデータの公表を禁じています。

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